昨日、あるクライアントとのコーチングセッション中に、ふと「波動」の話になりました。
「何をするにも、自分の波動しだいで、まわりが変わる気がするんです」
その言葉を聞いたとき、僕の中でも深い納得がありました。
コーチングをしていると、ときにこうした“エネルギー”や“空気感”の話になることがあります。
スピリチュアルすぎると捉える人もいるかもしれませんが、体感としてわかる人にはわかる、とても大切な感覚です。
この記事では、セッションでの気づきをベースに、コーチングと波動のつながりについて、僕なりの言葉で書いてみたいと思います。
目次
1. 波動とは、今の自分の「在り方」そのもの
「波動」という言葉を聞くと、少し構えてしまう人もいるかもしれません。
でも、実際にはとてもシンプルな概念です。
波動とは、“自分がどんな気持ち・エネルギー・状態でいるか”ということ。
たとえば:
- 不安でいっぱいのとき、人の言葉をネガティブに受け取りやすい
- ワクワクしているとき、些細なことにも前向きに反応できる
この状態が“自分の波動”だと考えると、わかりやすいと思います。
そして、この波動が「現実の受け取り方」を変えていく。
つまり、「起きていること」よりも、「どう在るか」が、日常の感じ方を決めているんです。
2. セッションの中で生まれた気づき
今回のセッションでクライアントが気づいたのは、
「行動しようと思っても、心が不安や焦りに飲まれていると、なぜかうまくいかない。でも、同じ行動でも、心が落ち着いていたり、楽しめているときは、自然とうまくいくことが多い」
これって、まさに「波動が変わると現実が変わる」ということなんですよね。
無理やり頑張っても、エネルギーが重ければ、まわりも重くなる。
逆に、軽やかさや安心感があれば、それが人にも伝わって、結果も変わってくる。
3. コーチングは波動を整える時間でもある
僕はコーチングを「人生のチューニングの時間」だと思っています。
自分がどんなエネルギーを持っているか。
どんな在り方で、何にフォーカスして、どんな世界を見ているか。
それをコーチとの対話で少しずつ整えていく。
コーチが何か“答え”を与えるのではなく、
問いかけや安心感の中で、自分の波動(在り方)が整っていく。
この感覚は、回数を重ねれば重ねるほどクリアになります。
そして面白いことに、本人の波動が整ってくると、まわりの現実も本当に変わっていくんです。
・人間関係がラクになる
・仕事がスムーズに進むようになる
・チャンスが向こうからやってくる
全部、“自分の在り方が変わった”結果なんですよね。
4. 「引き寄せ」は波動が先、結果は後
いわゆる「引き寄せの法則」は、単なる願望実現法ではなく、
“自分が出しているエネルギー(波動)に合ったものが集まってくる”という原則です。
つまり、こうです:
- 焦り・不安 → 焦りを引き寄せる
- 感謝・希望 → 安心やチャンスを引き寄せる
だからこそ、行動の前に“整える”時間が必要。
そのために、コーチングという時間を持つ。
僕はそう思っています。
5. 波動が整うと、言葉も行動も変わる
波動が整うと、不思議と「いいことを言おう」とか「うまく見せよう」としなくなります。
ただ自然体で、目の前の人に関わる。
感謝や喜びの気持ちが自然と湧いてくる。
そしてそれが、まわりの人の波動も引き上げていく。
これは、クライアントにも、コーチ自身にも起こることです。
6. あなたの“今の波動”は、どんな感じですか?
この記事を読んでいる今、ちょっとだけ自分に問いかけてみてください。
・今、どんな気分?
・どんな感覚で日々を過ごしてる?
・最近、引き寄せてる出来事はどんな感じ?
・もし変えるとしたら、どんな波動でいたい?
ほんの数分の対話でも、波動は変わります。
そして波動が変われば、行動も変わる。
結果も、まわりの反応も、自然と変わっていきます。
7. 自分の波動を整える時間を持ってみませんか?
コーチングは「何かを学ぶ」時間ではありません。
「自分を整える」時間であり、「エネルギーを変える」時間です。
もし今、何かがうまくいかないと感じているなら、
「やり方」ではなく「在り方」に目を向けてみませんか?
自分の波動を整えることで、現実は自然と変わっていきます。
まずは一度、体験してみてください。
※この記事は2025年4月時点の気づきと体験に基づいています。