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「このままの自分でいい」と思えた瞬間から、すべてが変わり始めた

「もっと頑張らなきゃ」
「このままの自分じゃダメな気がする」
「ちゃんとした“理想の自分”にならないと…」

そんな思いを抱えながら、いつも“今の自分”にOKが出せずにいる。
変わりたい気持ちはあるのに、どこか苦しくて、動けなくなる。

そんなときに大切なのが、「自己受容」です。
この記事では、自己受容とは何か、なぜ難しいのか、そしてコーチングの対話を通してどうそれに向き合えるのかを丁寧にお伝えします。

目次

1. なぜ自己受容が難しいのか?

多くの人は「このままの自分じゃダメだ」と思っています。

・もっと自信をつけたい
・もっと魅力的になりたい
・もっと成果を出せる人になりたい

向上心はとても素晴らしいものですが、それが「今の自分を否定する理由」になってしまうと、心はどんどん疲弊していきます。

“変わらなければ価値がない”
“もっと頑張らないと認められない”

そんな思い込みが、自己受容を遠ざけているのです。

2. 自己否定のループから抜け出すには

自己否定が続くと、こういうパターンが生まれます:

  • 「変わらなきゃ」と焦ってがんばる
  • でも結果が出ない or 続かない
  • 「やっぱり自分はダメだ」とさらに落ち込む

このループはとても苦しい。

そして、どこかで「もう頑張るのが怖い」と感じ始めて、動けなくなる。

この流れを止めるには、まず「今の自分にも価値がある」と認めることが必要です。

欠点も、不安も、迷いも、全部抱えている「今の自分」に、
「それでも大丈夫だよ」と言ってあげること。

そこから、やっと心は動き出せるようになります。

3. 自己受容は「甘え」じゃない、「力」だ

よく「今の自分を受け入れたら成長できないんじゃないか」と思う人がいます。

でもそれは誤解です。

自己受容は「諦め」ではなく、「安心」から生まれる行動の土台です。

「変わらなくても愛される自分」を土台にすると、
怖れからではなく、“喜び”や“好奇心”から動けるようになるのです。

そしてその行動は、軽やかで、継続しやすく、自然と成果にもつながります。

4. コーチングで“本当の自分”に出会う

コーチングでは、「こうなりたい」だけでなく、
「今、自分はどんなふうに在るか?」を丁寧に見つめていきます。

・本当は何を感じているのか?
・どうしてその言葉を使っているのか?
・その選択の裏に、どんな想いがあるのか?

対話の中で少しずつ、
「頑張って無理していた自分」や
「弱さを隠していた自分」が姿を見せてくれます。

そして、「ああ、自分はずっとがんばってきたんだな」と気づいたとき、
涙が出る人もいます。

それこそが、自己受容の始まりなのです。

5. 自己受容が生む変化とは

自己受容が起きたとき、外側の世界も不思議と変わり始めます。

  • 人との関わり方が柔らかくなる
  • 挑戦することへの怖れが減る
  • 自分を責める時間が減って、心が軽くなる
  • 小さな幸せに気づけるようになる

何より、「変わる必要がない」と思えたときに、本当に変わり始めるという不思議な現象が起きます。

これは、頭ではなく、体感としてしかわからない感覚かもしれません。

6. 最後に:変わる前に、自分を許す

「こんな自分じゃダメだ」
そう思っている人ほど、本当は変わりたいし、成長したい人です。

でもまずは、「今の自分も、すでに価値がある」ということを思い出してほしい。

それができると、行動の“動力源”が、
不安や焦りから、喜びや安心に変わります。

そのために、まずは“今の自分”を誰かに話してみませんか?

コーチングは、「整えようとしないそのままのあなた」を大切に扱う場所です。

あなたの内側にすでにある力を、一緒に見つけていきましょう。

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※この記事は2025年4月時点の情報と体験に基づいて執筆しています。

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